2月16日・17日・18日・19日・20日夕方にオンエア予定のニッポン放送のラジオ番組「スポーツリアルトーク」に中野友加里選手が出演します。
リポビタンD「スポーツリアルトーク」として、毎週月曜日から金曜日の夕方、17:25~17:30放送の5分間番組で、パーソナリティは政井マヤさん(元フジテレビアナウンサー)。5日間、一人のアスリートをゲストに、毎日異なるテーマでトークするという形式の番組となっています。 ■テーマ 16日:「ファーストチャレンジ:スケートとの出会い」 17日:「自身最大の挑戦」 18日:「最大の壁、挫折」 19日:「マイチャレンジソング」 20日:「未来へのチャレンジ」 ■20日放送分「未来へのチャレンジ」 「中野選手にとって今後の大きな目標は?」という質問に「間近に迫っているバンクーバーオリンピックに出られたらいいなっていう目標があります」。以前は五輪をそんなに意識していなかった、ということですが、こうして視野に入ってくると他の選手同様、「私自身も目標として頑張っていけたらと思っています」。 「中野さんにとってスケートって何ですか?」には「やはり、なくてはならないものだと思います」との答え。「こんな選手になりたいとか、例えばいつまでスケートを滑っていたいとかありますか」というファンにとって気になる引退の時期についての質問も出ました。これに対しては、「今のところは来年というか来シーズンまでで、現役はどうしようかなというふうに悩んでいる」、もっともその翌年の世界選手権が日本で開催されるので「もしかしたらそこまで目指すかもしれない」。「自分の限界を知ってはならない」と佐藤先生もおっしゃっているそうで、「まだわからないんです」「先は決めないようにしています」ということでした。 最後はスケートを離れてプライベートでの目標について。お嫁さん! という答えなのかと思いきや(笑)、「2年ぐらい前からずっと言っているんですが」ディズニーランドに行きたいとのこと。なんでも5歳ぐらいに行って以来行けていないそうで「本当は恋人と行きたいんですけれども、それはかないそうにないので(笑)」お姉様と行けたらいい、夢の国で「ディズニーマジックにかかりたい」とのことでした。 政井マヤさんはフジテレビアナウンサー時代にテレビでよく拝見していましたが、今回のシリーズで、改めて声の聞きやすい方だなぁと好印象を持ちました。ファンには馴染みの質問もありつつ、興味深い質問も同様に含まれていて、全体を通してフォローもとても上手でした。時間を追うごとに友加里ちゃんの話し方が打ち解けていって、最終日の特にプライベートについてのやりとりが何やら女の子同士の会話になっていたのが可笑しかったです。 ニッポン放送の番組ということで放送エリアは首都圏です。 このほか、放送番組表で確認できた限りでは、 九州朝日放送(九州) 土曜朝8:44~9:00 STVラジオ(北海道) 土曜夕17:25~17:35 上記の局でも視聴が可能ではあるようですが、放送時間が短縮されているのでカットされている部分もかなりありそうです。また、過去に出演されたアスリートの方々のブログで、名古屋の東海ラジオ、大阪のABCラジオでもネットしていたらしい記述は見つかるものの、現在も継続されているかどうかは不明です。 ■16日放送分「ファーストチャレンジ:スケートとの出会い」 プロフィール紹介の後、フィギュアスケートを始めたきっかけについての質問があり、初めてスケート靴をはいたのが「3歳」、「兄がアイスホッケー、姉がフィギュアスケート」をやっていたこと、そして「母がフィギュアスケートに憧れていたので」とのこと。小さいうちは「どんどん上達していくのが楽しくて仕方なかった」。 山田コーチのもとで伊藤みどりさんと一緒に練習する機会もあり、「今でも変わらず憧れています」。「ジャンプは得意なほうではない、どちらかというとスピンのほうが得意」だけれども、「みどりさんにようになれたらという思いで滑っています」。 リポDのCMも込みということでかなり放送時間はコンパクト。一日一テーマでこのように会話が進んでいくようです。 ■17日放送分「自身最大の挑戦」 中野友加里選手にとって自身最大の挑戦は「2002年に成功したトリプルアクセル」。練習で最初に跳べたのは「14歳」ですが試合で成功させたのは「17歳」と時間がかかりました。それだけ難しい「大きな技」ということで、当時、演技中ほとんど笑顔を見せなかった中野選手(今の友加里ちゃんからは想像できない方もいらっしゃるかもしれませんが)も、さすがに嬉しくて思わず笑みがこぼれた瞬間でした。 練習で跳べるジャンプが試合では跳べないのは何故? という政井さんの質問には、試合になると「どうしても邪魔をしてしまうもの」があると答える中野選手、それが「欲とプレッシャー」。これらに「打ち勝つ自分があれば」成功、そして、いい演技につながるといいます。逆になんとか成功させたいと思いすぎると「からまわりする」こともあり、無欲で試合に臨むことは「難しいですし、永遠のテーマ」なのだそうです。現役選手としてはベテランとして扱われる今でも「すごい緊張」で、手足が震えてしまうこともあるとか。 「小さい頃からすごくスピンは好き」だったということですが、それが得意だということをはじめて自覚したのは、大学に入るときに新しくついた佐藤信夫先生に指摘されてから。信夫先生については「人生でもスケートの中でも尊敬している」存在だと言っています。 ■18日放送分「最大の壁、挫折」 中野選手のこれまでのスケート人生の中で最大のスランプは「高校3年生のとき」。「一年弱続いた」この低迷期を抜け出すために「環境の変化が必要かも」ということで佐藤信夫先生の指導を受けることになりました。 そこで学んだことは「休むことがいかに大事か」「基礎がすべてのものの土台」であること。「休むことに不安があった」という中野選手、はじめのうちは先生に練習することの何がいけないのか聞き返すこともあったと言いますが(笑)、休養をとるようになってから、けがや病気は減ったのだそうです。 スケートをやめようと思ったことは何度もあり、実際スケート靴をはかずに過ごしたこともあったものの、3日目から「足が寂しくて」4日目にはもう滑りに。「私にはスケートがなきゃいけないんだなと思いました」と振り返る中野選手でした。 ■19日放送分「マイチャレンジソング」 「中野選手にとっての思い出の曲、集中したいときに聞く曲は?」の質問に対して、試合前は自分の滑る曲を聞くことが多いということですが、昨年の世界選手権前は「コブクロさんの曲がすごい好きで」『蕾』をずっと聞いていたのだそうです。「すごく頭に残る曲」「心に響く曲」とのこと。コブクロさんの曲の歌詞について「寂寞」のような言葉が出てくるなど「すごくむつかしい詞を使うんだな」と考えながら聞いたりすることもあるとか。 「今後踊ってみたい曲は?」という質問には、サラ・ブライトマンの「Time to Say Goodbye」。「頭から離れなくて」、「もっと上の選手になってからじゃないとだめかなと、ずっととってある」曲なのだそうです。(ここぞというときに)「使えたら」という希望を持っているとのこと。 続いて、試合前のげんかつぎについて。小さい頃から運動会とか勝負事があると、「母がよく唐揚げを作ってくれた」。大好物であると同時に「鳥だから少しは飛べるかなぁ」という意味もあり、今でも試合前には「唐揚げ食べてます」。あとは、「本当にベタなんですけど勝てるようにかつサンド」を食べることも。
by smile_yukari
| 2009-02-20 23:21
| その他メディア
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Comments(1)
Commented
by
雄一郎
at 2009-02-20 23:13
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聞くことが出来なくて残念と思っていたけど、
運良くラストの1回を聴くことが出来ました。 競技の時のインタヴューと違った雰囲気で何 か新鮮な気分でした。 バンクーバーにはとても大きな意味がありそ うな印象を受けました。 ファンの皆がそれぞれ持っている自分の運を 苗木のように少しづつ持ちよって、友加里さ んに捧げ大きな強運をもたらしてあげたいで す。まずは、今日1日の私の運を捧げます。 管理人さん、幸運の木の絵が出来上がって いくページ作れませんかね?・・・(^^) ☆☆☆☆☆☆☆********☆☆☆☆☆ *ゆかりんに幸運を!* ☆☆☆☆☆☆☆********☆☆☆☆☆
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